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Groff
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.\" This program is free software; you can redistribute it and/or modify
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.\" it under the terms of the GNU General Public License as published by
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.\" the Free Software Foundation; either version 2 of the License, or
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.\" (at your option) any later version.
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.\"
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.\" This program is distributed in the hope that it will be useful,
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.\" but WITHOUT ANY WARRANTY; without even the implied warranty of
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.\" MERCHANTABILITY or FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE. See the
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.\" GNU General Public License for more details.
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.\"
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.\" You should have received a copy of the GNU General Public License
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.\" along with this program; if not, write to the Free Software
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.\" Foundation, Inc., 51 Franklin Street, Fifth Floor, Boston, MA 02110-1301 USA
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.\"
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.\"*******************************************************************
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.\"
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.\" This file was generated with po4a. Translate the source file.
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.\"
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.\"*******************************************************************
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.TH WESNOTH 6 2022 wesnoth "Battle for Wesnoth"
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.SH 名前
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wesnoth \- Battle for Wesnoth ターン制ファンタジー戦略ゲーム
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.SH 書式
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\fBwesnoth\fP [\fIOPTIONS\fP] [\fIPATH_TO_DATA\fP]
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.SH 説明
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Battle for \fBWesnoth\fPはターン制のファンタジー戦略ゲームです。
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生え抜きの中核の軍隊を使用して、資金と村の資源の管理に注意しながら、全ての敵のリーダーを倒しましょう。全てのユニットは固有の強みと弱点を持つため、勝利するためには、敵の同様の好機を阻みながら、自軍の長所を最大限に引き出せるように配備する必要があります。自分の言語でプレイ可能で、賢いコンピューターを相手に力を試したり、Wesnoth
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の巨大なオンラインプレイヤーのコミュニティに参加したりすることができます。自分でカスタムユニットや、シナリオやキャンペーンを作成して、それを他の人達と共有することもできます。
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.SH オプション
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.TP
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\fB\-\-all\-translations\fP
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ゲーム内の言語選択リストに、翻訳率が低いものを含むすべての翻訳を表示する。
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.TP
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\fB\-c[\fP\fIid_campaign\fP\fB],\ \-\-campaign[\fP\fI=id_campaign\fP\fB]\fP
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キャンペーンをID \fIid_campaign\fP で直接指定する。IDを指定しないと選択メニューが表示される。
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.TP
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\fB\-\-campaign\-difficulty[\fP\fI=difficulty\fP\fB]\fP
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キャンペーンの難易度を指定( 1 から最大値まで)。指定が無い場合、キャンペーンの難易度選択ウィジェットが表示される。
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.TP
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\fB\-\-campaign\-scenario\fP\fI\ id_scenario\fP
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指定されたキャンペーンのシナリオのID。デフォルトでは最初のシナリオ。
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.TP
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\fB\-\-campaign\-skip\-story\fP
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\fBstart\fP イベントの終わりまで、 [story] 画面とダイアログをスキップする。
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.TP
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\fB\-\-clock\fP
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Adds the option to show a clock for testing the drawing timer. Also adds the
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option for showing the GUI Test Dialog.
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.TP
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\fB\-\-core\fP\fI\ id_core\fP
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読み込んだコアを指定の ID のものに置き換える。
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.TP
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\fB\-\-data\-dir\fP\fI\ directory\fP
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データディレクトリを指定のものに置き換える。
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.TP
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\fB\-\-data\-path\fP
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データディレクリへのパスを表示し終了する。
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.TP
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\fB\-d, \-\-debug\fP
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ゲーム内での追加コマンドモードオプションを有効にする。
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( https://www.wesnoth.org/wiki/CommandMode にはより多くのコマンドモードの説明があります。)有効化する
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.TP
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\fB\-\-debug\-lua\fP
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一部の Lua デバッグ機構を有効にする。
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.TP
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\fB\-\-strict\-validation\fP
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非推奨のLua APIコールを許可しない。
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.TP
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\fB\-D,\ \-\-diff\fP\fI\ left\-file\fP\fB\ \fP\fIright\-file\fP
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2つのWMLファイルを比較する。比較前に前処理は行われないため、前処理が必要であれば、 \fB\-p\fP
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を前につけて実行すること。差分はDiffWMLファイルとして標準出力または \fI\-\-output\fP で指定したファイルに出力される。
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.TP
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\fB\-e[\fP\fIfile\fP\fB],\ \-\-editor[\fP\fI=file\fP\fB]\fP
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ゲーム内マップエディタを直接起動する。 \fIfile\fP が指定された場合、\fB\-l\fP \fB\-\-load\fP と等価となる。
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.TP
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\fB\-\-fps\fP
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FPSを画面の隅に表示し、ユーザーデータディレクトリ内のファイルにその値を書き込む。
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.TP
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\fB\-f, \-\-fullscreen\fP
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フルスクリーンモードでゲームを実行する。
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.TP
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\fB\-h, \-\-help\fP
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標準出力にコマンドラインオプションの要約を表示して、終了する。
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.TP
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\fB\-l,\ \-\-load\fP\fI\ file\fP
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標準のセーブデータディレクトリからセーブデータ \fIfile\fP を再開する。もし同様に \fB\-e\fP または \fB\-\-editor\fP
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オプションが使われた場合は、エディタを開始して \fIfile\fP
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からマップを開く。もしディレクトリなら、マップ読み込みダイアログでその場所を表示した状態からエディタを開始する。
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.TP
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\fB\-L,\ \-\-language\fP\fI\ lang\fP
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このセッションで使用する言語 \fIlang\fP 例: \fB\-\-language ang_GB@latin\fP
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.TP
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\fB\-\-log\-\fP\fIlevel\fP\fB=\fP\fIdomain1\fP\fB,\fP\fIdomain2\fP\fB,\fP\fI...\fP
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ログ領域(domain)の厳密さのレベルを設定する。 \fBall\fP は、どのログ領域にも対応させるために利用される。有効なレベルは以下の通り。
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\fBerror\fP、\ \fBwarning\fP、\ \fBinfo\fP、\ \fBdebug\fP。既定値では \fBwarning\fP
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レベルがほとんどのログ領域に使用されるが、 \fB\-d\fP オプションと組み合わせた場合を除いて \fBdeprecation\fPは \fBnone\fPである。
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.TP
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\fB\-\-log\-precise\fP
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より正確にログ出力の時刻を表示する。
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.TP
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\fB\-\-log\-strict\fP\fI\ level\fP
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sets the strict \fIlevel\fP of the logger. Any messages sent to log domains of
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this \fIlevel\fP or more severe will cause the unit test to fail regardless of
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the victory result. Only relevant when used with \fB\-u\fP.
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.TP
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\fB\-\-logdomains[\fP\fI=filter\fP\fB]\fP
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定義済のログ領域のリストを表示して終了する。(\fIfilter\fPが指定されたら反映される)
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.TP
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\fB\-\-no\-log\-to\-file\fP
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prevents redirecting logged output to a file. The environment variable
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WESNOTH_NO_LOG_FILE can also be set as an alternative. Log files are created
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in the logs directory under the userdata folder.
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.TP
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\fB\-\-log\-to\-file\fP
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ログ出力がファイルに書き込まれる。暗黙的か明示的かに関わらず、\-\-no\-log\-to\-file の効果をキャンセルする。
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.TP
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\fB\-\-no\-log\-sanitize\fP
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disables the anonymization that's normally applied when logging, for example
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replacing usernames with USER.
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.TP
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\fB\-\-wnoconsole\fP
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Windowsの場合に \-\-no\-log\-to\-file と共に使用すると、出力は CONOUT ではなく cerr/cout
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に書き込まれる。それ以外は何もしない。
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.TP
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\fB\-\-max\-fps\fP\fI\ fps\fP
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ゲームの fps を設定。値は \fB1\fP から \fB1000\fP を指定でき、デフォルト値はモニターのリフレッシュレートである。
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.TP
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\fB\-m, \-\-multiplayer\fP
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マルチプレイヤーゲームを実行する。 \fB\-\-multiplayer\fP と共に利用できる追加のオプションは後述。
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.TP
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\fB\-\-mp\-test\fP
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テスト用のMPシナリオを読み込む。
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.TP
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\fB\-\-new\-widgets\fP
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開発中の新しいウィジェットツールキットを有効にする。まだ試験的な機能であり、多くのバグが既知であるため、バグ報告は不要。ライブラリのパーツは安定しており、このオプションを有効にせずとも動作する。
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.TP
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\fB\-\-noaddons\fP
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ユーザーのアドオンを読み込まない。
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.TP
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\fB\-\-nocache\fP
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ゲームデータのキャッシュを使用しない。
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.TP
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\fB\-\-nogui\fP
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GUI でない状態でゲームを起動する。 \fB\-\-multiplayer\fP、 \fB\-\-screenshot\fP、 \fB\-\-plugin\fP
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と組み合わせた場合のみ利用可能である。
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.TP
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\fB\-\-nobanner\fP
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起動時のバナーを抑制する。
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.TP
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\fB\-\-nomusic\fP
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BGMなしでゲームを実行する。
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.TP
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\fB\-\-noreplaycheck\fP
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ユニットテストにおいてリプレイの検証を行わない。 \fB\-u\fPオプション指定時にのみ関係がある。
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.TP
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\fB\-\-nosound\fP
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効果音やBGMなしでゲームを実行する。
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.TP
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\fB\-\-output\fP\fI\ ファイル\fP
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指定したファイルに出力する。差分をとる操作のみに適用可能。
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.TP
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\fB\-\-password\fP\fI\ password\fP
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サーバーへ接続時、他の設定を無視して、 \fIpassword\fP を使用する。危険。
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.TP
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\fB\-\-plugin\fP\fI\ script\fP
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(試験的)Wesnoth のプラグインを定義した \fIscript\fP を読み込む。\fB\-\-script\fP と類似しているが、Lua
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ファイルはコルーチンとして動作する関数を返し、定期的に呼び出されなければならない。
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.TP
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\fB\-P,\ \-\-patch\fP\fI\ base\-file\fP\fB\ \fP\fIpatch\-file\fP
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DiffWMLパッチをWMLファイルに適用する。どちらのファイルに対しても前処理は行われない。標準出力または \fI\-\-output\fP
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で指定したファイルにパッチを適用したWMLを出力する。
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.TP
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\fB\-p,\ \-\-preprocess\fP\fI\ source\-file/folder\fP\fB\ \fP\fItarget\-directory\fP
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指定されたファイル/フォルダをプリプロセスする。プレーン .cfg ファイルごとに、プリプロセスされた .cfg
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ファイルを指定したフォルダに生成する。フォルダを指定した場合、プリプロセッサーのルールに従ってフォルダ内は再帰的にプリプロセスされる。「data/core/macros」内の共通マクロは、指定したリソースよりも前にプリプロセスされる。例:\fB\-p ~/wesnoth/data/campaigns/tutorial ~/result\fP
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。詳細は以下のプリプロセッサーについてを参照:https://wiki.wesnoth.org/PreprocessorRef#Command\-line_preprocessor
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.TP
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\fB\-\-preprocess\-string\fP\fI\ source\-string\fP
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preprocesses a given string and writes the output to stdout.
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.TP
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\fB\-\-preprocess\-defines=\fP\fIDEFINE1\fP\fB,\fP\fIDEFINE2\fP\fB,\fP\fI...\fP
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comma separated list of defines to be used by the \fB\-\-preprocess\fP or
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\fB\-\-preprocess\-string\fP command. If \fBSKIP_CORE\fP is in the define list the
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"data/core" directory won't be preprocessed.
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.TP
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\fB\-\-preprocess\-input\-macros\fP\fI\ source\-file\fP
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used only by the \fB\-\-preprocess\fP or \fB\-\-preprocess\-string\fP
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command. Specifies a file that contains \fB[preproc_define]\fPs to be included
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before preprocessing.
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.TP
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\fB\-\-preprocess\-output\-macros[\fP\fI=target\-file\fP\fB]\fP
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used only by the \fB\-\-preprocess\fP command (But not by the
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\fB\-\-preprocess\-string\fP command). Will output all preprocessed macros in the
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target file. If the file is not specified the output will be file
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\&'_MACROS_.cfg' in the target directory of preprocess's command. The output
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file can be passed to \fB\-\-preprocess\-input\-macros\fP. This switch should be
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typed before the \fB\-\-preprocess\fP command.
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.TP
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\fB\-r\ \fP\fIX\fP\fBx\fP\fIY\fP\fB,\ \-\-resolution\ \fP\fIX\fP\fBx\fP\fIY\fP
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画面解像度を指定する。例:\fB\-r\fP \fB800x600\fP
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.TP
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\fB\-\-render\-image\fP\fI\ image\fP\fB\ \fP\fIoutput\fP
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画像パス関数を伴う有効な wesnoth 「画像パス文字列」を指定し、 .png
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ファイルとして出力する。画像パス関数については以下を参照:https://wiki.wesnoth.org/ImagePathFunctionWML
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.TP
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\fB\-R,\ \-\-report\fP
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ゲームディレクトリを初期化し、バグレポートでの使用に適したビルド情報を表示して、終了する。
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.TP
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\fB\-\-rng\-seed\fP\fI\ number\fP
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乱数ジェネレータのシードとして \fInumber\fP を指定する。例:\fB\-\-rng\-seed\fP \fB0\fP
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.TP
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\fB\-\-screenshot\fP\fI\ map\fP\fB\ \fP\fIoutput\fP
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画面の初期化なしに \fImap\fP のスクリーンショットを \fIoutput\fP に保存する
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.TP
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\fB\-\-script\fP\fI\ file\fP
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(試験的)\fIfile\fP:クライアントコントロール用の Lua スクリプト。
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.TP
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\fB\-s[\fP\fIhost\fP\fB],\ \-\-server[\fP\fI=host\fP\fB]\fP
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指定したホストに接続する。指定がない場合は、設定内の最初のサーバに接続する。例: \fB\-\-server\fP \fBserver.wesnoth.org\fP
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.TP
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\fB\-\-showgui\fP
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GUI 付きでゲームを実行する、暗黙的に \fB\-\-nogui\fP を置き換える。
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.TP
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\fB\-\-strict\-validation\fP
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検証エラーは致命的なエラーとして扱う。
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.TP
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\fB\-t[\fP\fIscenario_id\fP\fB],\ \-\-test[\fP\fI=scenario_id\fP\fB]\fP
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小さなテストシナリオを実行する。テストシナリオは \fB[test]\fP WMLタグで定義されている必要がある。 デフォルトは \fBtest\fP。
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\fB[micro_ai]\fP のデモンストレーションは \fBmicro_ai_test\fP で開始できる。
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.TP
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\fB\-\-translations\-over\fP\fI\ percent\fP
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言語の基準翻訳率を I に設定する。言語の翻訳率が \fIpercent\fP を越えている場合のみ、ゲーム内の言語リストに表示される。有効な値は 0 から
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100 。
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.TP
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\fB\-u,\ \-\-unit\fP\fI\ scenario\-id\fP
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指定されたテストシナリオをユニットテストとして実行する。 \fB\-\-nogui\fP を伴う。
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.TP
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\fB\-\-unsafe\-scripts\fP
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\fBpackage\fP パッケージを lua スクリプトから利用可能とする。 lua スクリプトに wesnoth
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実行時と同様の権限を付与することになるため、この機能を信頼できないスクリプトと併用してはならない!
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.TP
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\fB\-S,\ \-\-use\-schema\fP\fI\ path\fP
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sets the WML schema for use with \fB\-V,\ \-\-validate\fP.
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.TP
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\fB\-\-userdata\-dir\fP\fI\ name\fP
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ユーザーデータディレクトリを $HOME 下または Windows の「My Documents\eMy Games」下の \fIname\fP
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に設定する。ユーザーデータディレクトリのパスを $HOME や 「My Documents\eMy
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Games」の外に絶対パスで指定することもできる。Windows では
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「.\e」あるいは「..\e」を用いることで、ワーキングディレクトリーからの相対パスで指定することもできる。
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.TP
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\fB\-\-userdata\-path\fP
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ユーザーデータディレクトリへのパスを表示して、終了する。
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.TP
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\fB\-\-username\fP\fI\ username\fP
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サーバーへの接続時、他の設定を無視して、 \fIusername\fP を使用する。
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.TP
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\fB\-\-validate\fP\fI\ パス\fP
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ファイルがWMLスキーマに批准しているか検証を行う。
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.TP
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\fB\-\-validate\-addon\fP\fI\ アドオンid\fP
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指定したアドオンのWMLをプレイ可能か検証する。
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.TP
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\fB\-\-validate\-core\fP
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コアWMLがプレイ可能か検証する。
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.TP
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\fB\-\-validate\-schema\fP\fI\ path\fP
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ファイルをWMLスキーマとして検証する。
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.TP
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\fB\-\-validcache\fP
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キャッシュが正しいものと想定する。(危険)
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.TP
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\fB\-v, \-\-version\fP
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バージョン番号を表示して、終了する。
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.TP
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\fB\-\-simple\-version\fP
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バージョン番号を表示して終了する。
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.TP
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\fB\-w, \-\-windowed\fP
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ウインドウモードでゲームを実行する。
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.TP
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\fB\-\-with\-replay\fP
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\fB\-\-load\fP オプションで読み込まれたゲームのリプレイを実行する。
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.SH "\-\-multiplayer 用のオプション"
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陣営指定のマルチプレイヤーオプションが \fInumber\fP によって示される。 \fInumber\fP は陣営のナンバーに置き換えられる必要がある。通常は
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1 か 2 だが、選択されたシナリオでの可能なプレイヤー数に依存する。
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.TP
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\fB\-\-ai\-config\fP\fI\ number\fP\fB:\fP\fIvalue\fP
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||
この陣営のAIコントローラーに読み込む設定ファイルを選択する。
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.TP
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\fB\-\-algorithm\fP\fI\ number\fP\fB:\fP\fIvalue\fP
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この陣営のAIコントローラーによって用いられる非標準アルゴリズムを選択する。アルゴリズムは \fB[ai]\fP
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タグによって定義されるが、「data/ai/ais」や「data/ai/dev」内のコアのアルゴリズムや、アドオンにより定義されたアルゴリズムを利用することもできる。利用可能な値は
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\fBidle_ai\fP と \fBexperimental_ai\fP を含む。
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.TP
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\fB\-\-controller\fP\fI\ number\fP\fB:\fP\fIvalue\fP
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この陣営のコントローラを選択する。有効な値:\fBhuman\fP、 \fBai\fP 及び \fBnull\fP
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.TP
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\fB\-\-era\fP\fI\ value\fP
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||
\fBDefault\fP の代わりの時代を選択してプレイするためにこのオプションを使用する。時代は ID によって選択される。時代はファイル
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||
\fBdata/multiplayer/eras.cfg\fP の中に記述されている。
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.TP
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\fB\-\-exit\-at\-end\fP
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シナリオ終了時の勝利/敗北ダイアログが非表示となり、ユーザーが「シナリオ終了」をクリックせずとも終了するようになる。スクリプトによるベンチマーク時に利用される。
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.TP
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\fB\-\-ignore\-map\-settings\fP
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マップの設定を使わず、代わりにデフォルト値を使用する。
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.TP
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\fB\-\-label\fP\fI\ label\fP
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AIに \fIlabel\fP をセットする。
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.TP
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\fB\-\-multiplayer\-repeat\fP\fI\ value\fP
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マルチプレイヤーのゲームを \fIvalue\fP の回数繰り返す。 \fB\-\-nogui\fP を指定した、スクリプトによるベンチマークに適する。
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.TP
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\fB\-\-parm\fP\fI\ number\fP\fB:\fP\fIname\fP\fB:\fP\fIvalue\fP
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||
この陣営の追加的なパラメータを設定する。このパラメータは、\fB\-\-controller\fP と \fB\-\-algorithm\fP
|
||
とともに使用されるオプションに依存する。自作の AI 設計者にのみ有用と思われる。(まだ完全には文書化されていない)
|
||
.TP
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||
\fB\-\-scenario\fP\fI\ value\fP
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マルチプレイヤーのシナリオを ID で選択する。既定のシナリオ ID は \fBmultiplayer_The_Freelands\fP。
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.TP
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\fB\-\-side\fP\fI\ number\fP\fB:\fP\fIvalue\fP
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||
この陣営の現在の時代の党派を選択する。党派は ID によって選択される。党派はファイル data/multiplayer.cfg の中に記述されている。
|
||
.TP
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\fB\-\-turns\fP\fI\ value\fP
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||
選択されたシナリオのターン数を設定する。デフォルトでは無制限となる。
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.SH 終了ステータス
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通常は 0。(SDL、画面、フォントなどの)初期化エラーの場合は1を返す。コマンドラインオプションのエラーの場合は2を返す。
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.br
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(\fB\ \-u\fP で)ユニットテストを動作させるとき、終了ステータスは異なる。テスト通過時の終了ステータスは 0 、失敗すると
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||
1となる。テストは通過したが無効なリプレイファイルが生成された場合は 3 となる。テストは通過したがリプレイでエラーが発生すると 4
|
||
となる。終了ステータス 3 および 4 は \fB\-\-noreplaycheck\fP を付加していない場合のみ発生する。
|
||
.
|
||
.SH 著者
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||
.
|
||
David White <davidnwhite@verizon.net> によって書かれた。
|
||
.br
|
||
Nils Kneuper <crazy\-ivanovic@gmx.net> と ott <ott@gaon.net> と
|
||
Soliton <soliton.de@gmail.com> によって編集された。
|
||
.br
|
||
このマニュアルページは Cyril Bouthors <cyril@bouthors.org> によって最初に書かれた。岡田信人
|
||
<okyada@gmail.com> によって日本語に翻訳された。
|
||
.br
|
||
公式サイト: https://www.wesnoth.org/
|
||
.
|
||
.SH 著作権
|
||
.
|
||
Copyright \(co 2003\-2024 David White <davidnwhite@verizon.net>
|
||
.br
|
||
This is Free Software; this software is licensed under the GPL version 2, as
|
||
published by the Free Software Foundation. There is NO warranty; not even
|
||
for MERCHANTABILITY or FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE.
|
||
.
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||
.SH 関連項目
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||
.
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||
\fBwesnothd\fP(6)
|